岡本歯科医院 「痛くない」「怖くない」歯の治療

東大阪市の歯医者「痛くない」「怖くない」歯の治療

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岡本歯科医院 「痛くない」「怖くない」歯の治療
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MI治療


MI治療 「MI治療」とは?

MI治療」って耳慣れない言葉ですよね。今まで長く歯医者に通っている方でも、ほとんど聴かれたことはないと思います。
どんなに歯ブラシをしていても、虫歯になってしまったら歯を削る必要があります。

また、重度の歯周病になってしまったら炎症組織を手術的に取り除く必要があります。

そこで登場するのが「MI」です。「MI治療」の「MI」というのは、Minimal Intervention(ミニマル・インターベーションまたは、ミニマム・インターベンション:最小限の侵襲)の略で、 治療法というよりは体の組織に対して、なるべく保存しようとする考え方の1つと思っていただければ良いでしょう。大きく考えればすべての歯科治療に当てはまると思います。




虫歯治療を例に取ると、一度歯を削ってなくなってしまったら、もう二度と再生することはありません。
また、どんなに最新の高価なもので歯を作ったとしても、あくまでも人工的なものであって、自分のオリジナルの歯に勝るものはありません。
だからこそ「MI治療」では、「歯を削る量を可能な限り少なくし、今ある歯を大切にする」という考え方をします。
当医院で行っている治療、特に虫歯治療や歯や歯ぐきに行っているレーザー治療はこの概念にのっとった治療穂法です。



MI治療のメリット・デメリットは?


MI治療:長所
  1. 歯を削る量が少なくてすむので、自分の歯を守ることができます。
  2. 歯の神経を取ることが少なくなります。
  3. 歯周病手術を行うことが少なくなり、必要以上の歯肉をとらずにすむので歯ぐきがやせにくくなります。
  4. 麻酔をすることが少なくなるので患者さんの負担が少なくなります。
  5. 必要以上に組織を傷つけないので治療中の痛みが最小限に抑えられます。

MI治療:短所
  1. 神経を残すので、治療後、まれに回復しきれなかった神経に痛みが出ることがあります。
  2. 虫歯菌のいない柔らかい歯の質を残すので、従来の方法より歯の詰め物の接着性が弱くなることがあります。
  3. 歯周病手術を行わないために治療回数が増えることがあります。
  4. 麻酔を行わない時はまれに少し痛みが伴うことがあります。



MI治療と通常治療の違いは?


写真:MI治療対象部分 通常の歯科治療では、虫歯があると予防のために虫歯になりやすい健康な部分も含めて削ったり、神経に近くて痛みが出る可能性のある歯は神経を取る治療を行います。
これは1度治療した歯が虫歯になったり、痛みが出たり、詰め物が外れたりするトラブルを避けるために行うものです。

優れた治療法であるMI治療があまり浸透していないのは、歯医者にとって利益が少なく、時間や治療回数もかかり、誰にでもできるような簡単な治療というわけではないためだと思います。



そのためMI治療をやりたがらない歯医者さんも多いのも事実です。
MI治療では虫歯の質でも再発の可能性のないところ(虫歯菌のいない歯質)は残します。(図の青色点線部分)
そのために詰め物の接着性の弱いところに詰めるため詰めたものが取れたり、神経の免疫力や回復力が十分働かなくて痛みが出たりすることもあるので、患者さんの理解が必要不可欠なのです。

本来のMI治療とは生体の持つ自然治癒力を期待する治療です

写真:MI治療術式



MI治療ではどのような検査をしますか?


写真:ダイアグノデント 1.ダイアグノデント:
歯にレーザー光を当てて、その反射を測定することで目視、深針やレントゲンでは捉えることのできない小さな歯質変化も見逃さず、 早期発見の難しい臼歯の烈溝(奥歯上面の溝)の虫歯も見つけることができます。

MI治療のコンセプトのもと生まれたレーザー診断機器「ダイアグノデント」は、深針のように歯をガリガリすることなく、歯のエナメル質を傷つけるようなことがありません。
また定期検診時の検査では初期虫歯の発見にも有効です。MI治療を実践する私たちにとって、ダイアグノデントは欠かせないレーザー診断機器となっています。

ダイアグノデントの利点

●歯の溝における診査診断の改善
●どんなに小さな歯の変化も早期・初期段階で発見できる
●精密な治療行為の質の向上
●適切な予防処置の確認


写真:通常
通常、歯科で行われている方法では、使用するハンドインスツルメント(深針)は、ごく細い虫歯の診断やしずく形状の溝の探査は不可能です。

ダイアグノデントは、レーザー光を反射させて蛍光測定をおこなうので、歯の溝の形がどんなに複雑でも、探査可能です。
また溝の深さや虫歯の大きさを数字で表すことができます。



写真:虫歯検知液(カリエスチェック) 2.虫歯検知液(カリエスチェック):
歯医者で虫歯の治療をされている時、どうやって虫歯だけ見分けるのだろうと思った事はないですか?

虫歯部分は組織が軟化しているため、その部分を削るというのが最もポピュラーな方法ですが、その他にも色・患者さんの症状・術者の経験から虫歯だけを区別して治療しています。
歯が軟化している部分のほとんどは虫歯菌に感染している正真正銘の虫歯です。
しかし、その周辺に薄く存在する虫歯菌に侵されていない軟化している部分は、あえて削らなくても再石灰化によって硬くなる可能性の高い部分です。

虫歯菌がいる歯質の判別の指標となるのが「カリエスチェック」という虫歯検知液です。
この薬剤は虫歯菌に感染してしまった歯質のみを赤または青く染めるようになっています。
カリエスチェック判定法を用いた歯科治療は虫歯の染められた本当に悪い部分だけを削るため、削る部分を最小限におさえ、無痛効果も高くなります。


MI治療に使う治療機器や薬剤は何ですか?


1.MIバー:
歯を削る処置において、
MIの実践をより容易にするために考案されたバー(歯を削る機械の先につけるヤスリ)で、マイクロプレパレーションバーともいわれています。
このバーのポイントは、狭い虫歯の穴にバーを挿入しても、状況を目で容易に確認することができるよう工夫されています(通常診察で使用)。

MIダイヤモンドバー
実際に削る先の頭の部分を可能な限り小さくし、またネック部分が細くなっているため小さな溝の虫歯や壷状の虫歯に対して、削るときの自由度が増し、最小限の削除量になるようになっています。

MIスチールバー
虫歯で軟化した歯質の除去に適したステンレス資材を採用することで、正常な歯質の切削を抑え、軟化した部分だけを選択的に除去できます。
ネック部分が細く長くなっているため虫歯部分が目視しやすく、必要以上に削る力がかからないため最小限の削除量になるようになっています。

写真:1.MIバー



2.スマートバー:
従来の硬い金属製ドリルで高速に削ると虫歯以外の健康な歯質も一緒に削ってしまいます。
ポリマーレジンを応用したこのスマートバーは虫歯で侵された軟らかくなった歯質よりは硬く、健全な歯質よりは軟らかく調整されているので、選択的に軟化した虫歯のみを除去できます。

写真:2.スマートバー



3.Er.YAGレーザー:
保険診療範囲内で唯一歯を削ることが可能なレーザーで、虫歯部分に照射して治療します。
生体組織の水分に対する反応が高く、特定の物質にしか反応しないので、健康な部分を傷つけることなく、水分の多い虫歯菌に侵された軟化した部分のみを除去できる特長があります。
また、ほとんど無痛で虫歯の削除が可能です(保険診療対応可)。

写真:3.Er.YAGレーザー



4.歯科用虫歯除去液(キャリソルプ):
化学的に虫歯の軟化部分のみを選択的に溶かして、専用の手用器具で虫歯を少しずつ掻き出していきます[15,000円]。

写真:4.歯科用虫歯除去液(キャリソルプ)



5.3Mix-MP:
虫歯の原因である虫歯菌を特殊処方の抗菌剤で完全無菌化してしまい、虫歯ではない状態にするという方法です[4,500円]。

写真:5.3Mix-MP

写真:MI治療
治療内容 ご紹介

治療時間 ご案内
■月・火・水・金曜日
午前:10:00〜13:00
午後:15:00〜17:00
夜間:17:30〜19:00

■土曜日
午前:10:00〜13:00
午後:15:00〜17:00

■休診日
日曜日・木曜日・祝祭日

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