東洋医学療法
近年は東洋医学が再注目されていて、病院が苦手な人が東洋医学に頼るケースが多く、東洋医学の良い所を取り入れた診療が求められています。
歯科領域ではあまりされていませんが、無痛治療の補助療法としても役立つ東洋医学療法についてです。
東洋医学療法って何ですか?
東洋医学と聞くと、漢方、鍼灸、気功、ツボ、マッサージ、などを連想するかと思いますが、本来は中国医学だけでなくアーユルヴェーダで代表されるインド医学など、その他の東洋全般の医学を指します。
その中の一つである、中国医学は今から4千年以上前に中国でおこり、その後、奈良時代に日本に伝えられました。
通常の歯科医院における治療は西洋医学の最たるもので、虫歯や神経の除去、抜歯等外科的な治療がメインで、原因を具体的に取り除くには欠かすことが出来ない治療です。
当医院で行なっている東洋医学療法は治療効果の積み重ねに基づく経験医学である中国医学を基に、ツボの刺激効果によって本来持っている自然治癒力を引出し、免疫力を十分に発揮させて治癒に導くという自然治療法です。
実際の歯科診療では、歯や歯肉の痛みを取ったり、口が開きにくいのを治したり、型を取る時の気持ち悪さを軽減したり、顎関節症に応用したりと、様々な用途に応用できます。
歯科領域ではあまりされていませんが、無痛治療の補助療法としても役立つ東洋医学療法についてです。

東洋医学と聞くと、漢方、鍼灸、気功、ツボ、マッサージ、などを連想するかと思いますが、本来は中国医学だけでなくアーユルヴェーダで代表されるインド医学など、その他の東洋全般の医学を指します。
その中の一つである、中国医学は今から4千年以上前に中国でおこり、その後、奈良時代に日本に伝えられました。
通常の歯科医院における治療は西洋医学の最たるもので、虫歯や神経の除去、抜歯等外科的な治療がメインで、原因を具体的に取り除くには欠かすことが出来ない治療です。
当医院で行なっている東洋医学療法は治療効果の積み重ねに基づく経験医学である中国医学を基に、ツボの刺激効果によって本来持っている自然治癒力を引出し、免疫力を十分に発揮させて治癒に導くという自然治療法です。
実際の歯科診療では、歯や歯肉の痛みを取ったり、口が開きにくいのを治したり、型を取る時の気持ち悪さを軽減したり、顎関節症に応用したりと、様々な用途に応用できます。
東洋医学療法ってどんなことをしますか?
歯科東洋医学とは、痛み、腫れなどに対するストレスを和らげ、無痛治療を行うもので、歯科治療の「痛い」「怖い」というイメージを「痛くない」「リラックスした」治療に変え、一般的な歯科治療の効果を高めることを目的にしています。
特に当医院では鍼灸療法を取り入れています。
しかし実際に鍼を打つのを躊躇される患者さんも沢山おられるかと思います。
治療を行うときは、実際に鍼を打つは避けて、それと同等の効果のある機器を用いてツボを刺激し、鍼灸効果を発揮させるという方法を取り、西洋医学と東洋医学の双方の長所を生かした歯科診療を実践しています。

特に当医院では鍼灸療法を取り入れています。
しかし実際に鍼を打つのを躊躇される患者さんも沢山おられるかと思います。
治療を行うときは、実際に鍼を打つは避けて、それと同等の効果のある機器を用いてツボを刺激し、鍼灸効果を発揮させるという方法を取り、西洋医学と東洋医学の双方の長所を生かした歯科診療を実践しています。

- 歯痛の沈静
- 治療時の嘔吐反射(吐き気)の抑制
- 歯石除去時の痛み等の不快症状の軽減
- 顎関節症の治療
- 抜歯等の術後の不快症状(痛み、腫れなど)の軽減
- 歯科治療中のリラックス効果(不安や緊張を緩和)
ツボってなんですか?

「ツボ」は学問上「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、ツボとツボは「経絡(けいらく)」という道で結ばれています。
WHO(世界保健機関)鍼用語標準化国際会議で「経絡、経穴国際統一標準用語」が制定され、経絡12、経穴361箇所が定められました。
この経穴の位置は電気を通しやすい性質がある場所で、これが「ツボ」といわれるところです。
このツボに鍼や装置を使って刺激を与えると、痛みが無くなったり、コリが取れるなど様々な効果が現れます。
経絡は体全身を網の目のように張り巡り、体調の具合に応じ、経穴といわれる経絡の要所を刺激して体調を整える治療法が伝統的に行われてきました。

WHO(世界保健機関)鍼用語標準化国際会議で「経絡、経穴国際統一標準用語」が制定され、経絡12、経穴361箇所が定められました。
この経穴の位置は電気を通しやすい性質がある場所で、これが「ツボ」といわれるところです。
このツボに鍼や装置を使って刺激を与えると、痛みが無くなったり、コリが取れるなど様々な効果が現れます。
経絡は体全身を網の目のように張り巡り、体調の具合に応じ、経穴といわれる経絡の要所を刺激して体調を整える治療法が伝統的に行われてきました。

- 血行がよくなりコリや緊張がとれる
ツボへの刺激は自律神経のバランスを整える作用があり、
血行も良くなリます。 - 痛みがとれる
ツボを刺激すると、脳の一部からエンドルフィンやエンケファリンと言う
モルヒネに似た鎮痛物質が体内に分泌され痛みを押さえます。 - 全身が健康になる
ツボへの刺激は本来人間のもつホメオスターシス(自然治癒力)を高める。
人間には体をいつも生理的な状態にたもとうとする力があり、このホメオスターシスが活発に働けば人はより健康になれます。
ツボの位置はどのように調べますか?

この特徴を利用し、人体に微弱電流を流して皮膚抵抗や導電性を測定して経穴(ツボ)を検索する機械が、ツボ検知器です。
ツボはもともと人それぞれによって少しずつ位置がちがいますし、太っている人.やせている人.男性.女性 年齢など、個人差があります。
また同じ人でも毎日わずかに変化すると言われています。
当医院では、このツボ検知器を用いて正確にツボを探すように心がけています。
ツボ検知器の測定に使用する電気は人体に全く感じない程度のもので、体にまったく影響はありません。
シンアツシンって何ですか?


中国伝統医学の針治療の中に、「梅花針」「集毛針」と言われる皮膚刺激の針療法があります。
これらは一般に知られる針灸と違い、針を体内に刺しません。
皮膚を針先で叩いて、皮膚に刺激を与える療法です。
シンアツシンは刺し針のように経穴(ツボ)を刺激しなくても、患部の周辺の皮膚を刺激することで効果があると言われています。
12本の針先をバイブレーターの先に取り付け、一定の圧力で1分間に3,000〜3,600回転という速度で微振動し、肌表面を刺激することにより血行をよくします。
また、肌面に接触する針先は丸く加工されており、皮膚内部に刺さることはありません。
これらは一般に知られる針灸と違い、針を体内に刺しません。
皮膚を針先で叩いて、皮膚に刺激を与える療法です。
シンアツシンは刺し針のように経穴(ツボ)を刺激しなくても、患部の周辺の皮膚を刺激することで効果があると言われています。
12本の針先をバイブレーターの先に取り付け、一定の圧力で1分間に3,000〜3,600回転という速度で微振動し、肌表面を刺激することにより血行をよくします。
また、肌面に接触する針先は丸く加工されており、皮膚内部に刺さることはありません。
金粒・銀粒ってなんですか?

経穴(ツボ)は、金属を接触をさせることで鋭く反応します。
この原理を利用して、経穴(ツボ)に金粒・銀粒をあてて治療を行います。
また、手軽に扱え、ピンポイントでツボがねらえるために効果を出しやすく、数日間持続的に経穴(ツボ)に貼るため、いつでもポイントに刺激を加えることができるというメリットがあリます。
中でも金は錆びにくく、アレルギーの発現率も極めて小さいという特徴があり、比較的安全に治療に応用することができ、小さい為、肌が敏感でかぶれやすい方にでも応用可能です。
当医院では主にこの金粒を使用し、銀粒は2MC療法の時に使用しています。
SSP療法ってなんですか?

数ある皮膚の表面を電気で刺激する治療方法のなかでも、ツボを明確に治療のターゲットとして定義づけているのは、唯一SSP療法のみです。
SSPとはSilver Spike Point の略で、「刺さない針」として発展してきた特殊な銀製の先の尖った金属電極のことです。
SSPを用いることで、刺激点であるツボ“を低周波で効果的に刺激することが可能になり、局所血流の改善を促す効果があります。
SSP電極の先端は、皮膚の角質層を伸展させて、通電効果を高めると同時にツボに圧迫効果を及ぼすことによって,鍼を刺入した場合に近い刺激効果が得られます。


- 安心感を与えること。鍼の「刺す」、「痛い」というイメージがない
- 皮膚に刺さないため細菌感染などの心配が無く衛生的
- 針を刺さないため治療しながらなど、自由な体位で治療が可能
- 副作用や合併症がなく、長時間の治療が可能
2MC療法ってなんですか?
2MCは異種金属接触療法とも呼ばれています。
金属にはプラスやマイナスと言った電気を帯びようとする性質があり、その性質の度合をイオン化傾向と言います。
イオン化傾向の高い金属と、イオン化傾向の低い金属を皮膚の表面に貼るとマイナスの電気を放出して、プラスの電気を持つイオンになろうとする性質があります。
そのため異種金属どうしではその電位差によって電流が発生します。
この性質を利用して、ツボの効果を高め、生体電流の乱れを整え、自然治癒力を高めたりすることができます。
歯科治療で型をとる時にすぐに吐き気(嘔吐)をもよおす方などは、当医院では金粒と銀粒を用いて2MC療法を行い、気持ち悪くないように嘔吐反応の抑制を行なっています。
金属にはプラスやマイナスと言った電気を帯びようとする性質があり、その性質の度合をイオン化傾向と言います。
イオン化傾向の高い金属と、イオン化傾向の低い金属を皮膚の表面に貼るとマイナスの電気を放出して、プラスの電気を持つイオンになろうとする性質があります。
そのため異種金属どうしではその電位差によって電流が発生します。
この性質を利用して、ツボの効果を高め、生体電流の乱れを整え、自然治癒力を高めたりすることができます。
歯科治療で型をとる時にすぐに吐き気(嘔吐)をもよおす方などは、当医院では金粒と銀粒を用いて2MC療法を行い、気持ち悪くないように嘔吐反応の抑制を行なっています。
レーザー針ってなんですか?

この性質を利用して、レーザーを東洋医学における鍼灸治療と同じ目的で用いるものです。
レーザーをツボに照射すると、人体の痛みの伝達経路に作用して、疼痛抑制を起こすと言われています。
レーザー針は、実際に鍼やお灸を使わずにツボ刺激を行ない、無痛効果をあげられるというメリットがあります。
この他にも、咽喉部のリンパ系、唾液分泌系、神経系などにも刺激を与えて活性化させ、免疫力を増強し、疾患の治癒と健康回復を促進します。
人体の表面で最も薄い口腔粘膜上皮が存在し、豊富な血管に富んでいる口腔内で行うレーザー治療は、容易に粘膜の毛細血管壁を透過し、血液に直接作用するため、有効的だと言われています。
レーザー針の効果:
@鎮痛作用 A血行改善 B自律神経系の調整 C創傷治癒の促進 D免疫機能増進